サンダンス、ベルリン、香港、台湾、そしてブエノスアイレスと、世界の映画祭で大きな注目を集めている映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES(ウィーアーリトルゾンビーズ)』はサンダンス映画祭グランプリ監督の長久允が挑む、初の長編映画。前作『そうして私たちはプールに金魚を、』では、圧倒的な映像センスと巧みな語り口、音楽の絶妙な活用が国内外で大きく注目を集め、第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門において日本人史上初のグランプリを獲得した。
本作でもサンダンス映画祭に出品され、日本映画として初めて審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞。ベルリン国際映画祭でも「ジェネレーション14プラス」部門でスペシャルメンションを受賞し、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭では、主演の二宮慶多が日本人俳優として初、かつ最年少で最優秀男優賞を受賞し、海外映画祭三冠を獲得している。クエンティン・タランティーノやデイミアン・チャゼル、岩井俊二、中島哲也らに続く新たな才能として期待が寄せられる長久監督が満を持して描くのは、両親を亡くした4人の少年少女が踏み出す冒険の物語だ。
また劇場公開に先駆けて解禁された劇中内の歌唱映像は、再⽣回数が190 万回(5/27 現在)を記録し、ソニー・ミュージックからメジャーデビューが決定した!
主人公の子どもたちには、『そして父になる』で福山雅治の息子役を務めた二宮慶多、ドラマ「嘘の戦争」など多くの作品に出演するぽっちゃり俳優水野哲志、天才似顔絵師として話題の奥村門土、そしてテレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナ。このほか、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮など国内外で活躍する実力派俳優たちが監督の才能に惚れ込み顔をそろえた。